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2010年01月21日 【新型インフル】新型疑いの58歳女性死亡 肝硬変の基礎疾患 さいたま市
さいたま市は21日、新型インフルエンザに感染したとみられる市内の女性(58)が死亡したと発表した。女性には肝硬変の基礎疾患があった。県内の新型インフルエンザによる死者は、疑い例も含めて8人目。
市によると、女性は19日夕に倦怠(けんたい)感や発熱を訴え、市内の病院を受診。肺炎と診断され、同日から入院した。翌20日、簡易検査でA型インフルエンザと判明し、タミフルの治療を受けたが、21日未明に容体が急変し、同日朝に死亡した。死因は重症肺炎だった。
ウイルスの遺伝子検査を行わなかったため、新型かどうかは不明。ただ、市健康増進課によると、A型と診断された患者のほとんどは新型に感染しているとみられるという。女性はワクチンの接種は受けていなかった。2010.1.21 18:44