No.49 [特集] 不眠・不安・うつの薬 ベンゾジアゼピンの作用と害 2013年1月
駅前交番の近くでタクシードライバーを脅かした。
人が見ている前で放火した。
夫の首を絞めて殺した。
自分の母親を射殺した。
信じられないような話、衝撃的な事件が日本でも海外でも、
現実にある、のです。
まるで覚せい剤中毒者が引き起こすような状況があります。
そして、日本では年間自殺者数3万人台が続いています。
―これらの出来事の背景に、睡眠剤・抗うつ剤などがあります。
ただし、絶対に勝手に中止しないでください。
必ず医師と相談のうえ、徐々に減量してから中止を。
Main Feature 特集 不眠・不安・うつの薬
■ 特集を読む、その前に… 編集部
■ 少し不眠くらいが長生き 浜 六郎
《特別インタビュー》
■ 薬漬けの日々のあとに
害反応は、強盗致傷犯になることだった
■ コラム:精神医療費通院公費負担制度について
■ マイスリーでは眠れない? 中西剛明
■ 睡眠剤・抗不安剤の作用と害 浜 六郎
■ 薬剤が必要な不眠・不安はある?
■ 向精神薬による被害 谷田憲俊
東日本大震災被災者支援の経験から
■ やめるほうがよっぽどたいへん 本沢龍生
家庭医の立場で思うこと
■ 睡眠剤・安定剤を辞める方法 浜 六郎/編集部
アシュトンマニュアルを参考に
■ ベンゾジアゼピン剤等価換算表
《新・市民の視点》
■ くすりは最小限にという患者の願い 春本幸子
■ コラム:ハルシオン・スキャンダル
Series 連載
■ 医師国家試験に挑戦しよう!〓 木元康介
■ コーヒー無礼区 坂口啓子
■ リレーエッセイ 落語の世界 桂そうば
■ みんなのやさしい生命倫理(49) 生老病死〓 谷田憲俊
■ 医師国家試験の解答と解説
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No.46 [特集] くすりの値段と価値パート1 国際比較―日本の薬は高い
医療費が増えるばかりだ、
薬剤費が減らない、
と国はいいます。
ジェネリック薬をもっと使いましょう、
と国はいいます。
でも、まてよ。
国は本気で減らそうとしているのだろうか?
すぐに病名をつけて薬が出るじゃぁないか!
薬の値段はどうやって決まるのだろう?
外国よりも高いのだろうか、安いのだろうか?
薬の値段と価値とはつりあっているのだろうか?
私たちは必要不可欠な薬を処方されているのだろうか?
医薬分業は薬の値段と価値にどう関係するのだろう、
そして、それは患者のためになっているのだろうか?
一緒にいろいろ考えましょう。
Main Feature 特集 くすりの値段と価値 PART1
国際比較――日本の薬は高い
■ 私たちはくすりにお金をかけすぎている 浜六郎
■ 薬の売り上げ上位30を総点検しよう
■ 2010年売上ベスト30のリスト
■ 製薬企業はもうけすぎている 浜六郎
■ 薬害を生む構造概念図
■ 見える薬剤師、ものがいえる薬剤師を目指して 戸井千紘
Topics トピック
■ インフルエンザ集団接種が高齢者の死亡を減らすって、ほんとう? 浜六郎/編集部
■ アリスキレンの臨床試験が中止された理由
Second Feature
■ 「私は真相を知りたい。アクトスでいったい何人ががんになっているのか」
森崎克朗さんに聞く(聞き手:隈本邦彦)
Series 連載
■ 医師国家試験に挑戦しよう!〓 木元康介
■ コーヒー無礼区 坂口啓子
■ リレーエッセイ 私が古本屋になるまで 坂上友紀
■ 海外情報
〓前立腺がんPSA検診の最近の話題
〓フランスの医薬品行政を大きく変革しつつある「メディアトール薬害」
〓ノバルティスに抗議しよう
■ 新・市民の視点 輸出立国日本 江南和幸
■ みんなのやさしい生命倫理(46) 生老病死〓 谷田憲俊
■ 行ってきました ハンセン病問題の啓発をめぐる課題 宮前千雅子
■ 医師国家試験の解答と解説
No.46 [特集] | |
No.45 [特集] 糖尿病パート2 学会基準では命がちぢまる
Main Feature 特集 糖尿病 PART2
日本糖尿病学会ガイドラインを斬る!
■ ガイドラインどおりでは寿命が縮まる 浜 六郎/坂口啓子
■ 糖尿病の薬剤を評価する 浜 六郎
■ メトホルミンは本当に有効か
■ NHK「ためしてガッテン、糖尿病が完治する」を斬る! 編集部
■ 日本で市販されている糖尿病用剤リストとNPOJIPの評価
■ 患者用くすりの説明書 浜 六郎
インスリン/シタグリプチン/メトホルミン
Topics トピック
■ 新型インフルエンザワクチンが大量廃棄処分に 編集部
Second Feature
■ 行ってきました
シンポジウムいのちを慈しむ 永平寺 坂口啓子
アトピーフォーラム in 東京 坂口啓子
Editorial 提言
■ イレッサ:歴史的な悪判決 浜 六郎
Series 連載
■ 医師国家試験に挑戦しよう!〓 木元康介
■ コーヒー無礼区 坂口啓子
■ リレーエッセイ 療養病棟の日々 春本幸子
■ 新・市民の視点 患者が病気と向き合うとき 増山ゆかり
■ みんなのやさしい生命倫理(45) 生老病死〓 谷田憲俊
■ 医師国家試験の解答 木元康介
Others
■ 学会の食事はメーカー弁当
■ 質問箱〓前立腺肥大で3種類の薬剤が処方されたが
〓脂肪食で糖尿病になったラットについて
■ 読者の声
■ 書評
■ バックナンバー一覧 / 書籍申込用紙
■ 編集後記/奥付
付録
■ 原子力発電所は必要か? を考える 小出裕章氏へのインタビュー
No.45 [特集] 糖尿病パート2 学会基準では命がちぢまる | |
タミフル薬害(片平洌彦 編)
「製薬企業と薬事行政の責任と課題」桐書房より出版
タミフルはインフルエンザの特効薬?!
事故の続発をなぜ防げなかったのか。疑惑の構造を検証・解明し、薬害防止の課題と対策を提起する
【主な目次】
〓タミフル薬害と国の対応の問題点・・・・片平 洌彦
〓タミフルをめぐる死亡や害反応と副作用情報の課題・・・・ 浜 六郎
〓「タミフル薬害」にみる利益相反と副作用情報の課題・・・・寺岡 章雄
〓「タミフル薬害」事件における医薬行政と製薬企業への視点・・・・荒木 茂仁
〓タミフル・新型インフルエンザ・戦時体制化と多国籍製薬企業・・・・儀我 壮一郎
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くすりで脳症にならないために 浜六郎医師の新著
本書は、当センター発行の「解熱剤で脳症にならないために」と「薬のチェックは命のチェック」第12号(特集:かぜとインフルエンザ)に書いたものを中心に、今回大幅に加筆したものです。
脳症を引き起こすのは解熱剤だけではない。抗インフルエンザウイルス剤タミフルを筆頭に他にも怖いくすりがあることを広く知っていただこうと、本書の発行にいたりました。一人でも多くの方が手に取り、現状を知ってくださることを願います。
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「やっぱり危ないタミフル」浜六郎医師の新著
2008年2月8日:浜六郎医師の新著
「やっぱり危ないタミフル」(金曜日刊)が出ました。
今回出版のこの本はタミフルについて詳しく書かれています。
多くの方にタミフル、インフルエンザの正しい知識を身につけていただきたいと思っています。
代表より
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No.44 [特集] 糖尿病パート1 何をたべたらいいの?
Main Feature 特集 糖尿病 PART1
■ 座談会
糖質制限食って、なあに? 浜 六郎/春本幸子/宮前千雅子/山本みどり
■ 学会基準の6:2:2は糖尿病をつくる?
■ 必要な栄養素を過不足なく、毎食、楽しく! 山本みどり&編集部
■ カーボカウントとは?
■ 今さらだけど聞きたい知りたい
糖尿病って、どういうもの? 浜 六郎さんに聞く
■ 食べ物以外の生活習慣で 特に必要な注意 浜 六郎&編集部
■ アクトス(ビオグリタゾン製剤)は販売中止を 木元康介&浜 六郎
■ 速報
薬剤の評価 浜 六郎
No.44 [特集] 糖尿病パート1 何をたべたらいいの? | |
インフルエンザ・ワクチンは打たないで! 母里 啓子 (著)
インフルエンザ・ワクチンは打たないで
インフルエンザ・ワクチンは打たないで! (単行本)
母里 啓子 (著)
1.日本で接種が始まった当初から関係者にはわかっていました。効かないということが。
2.効果がないので1994年には小中学生への集団接種も中止されてしまったほどです。
3.効かないことは厚労省もわかっています。「流行対策がない」との批判を避けたいだけです。
4.インフルエンザ・ワクチンは血液中にしか抗体を作れず、のどや鼻には抗体ができません。
ウイルスはのどや鼻から入るから感染はまったく防げないのです。
当然「家族や周囲の人や乳幼児にうつさない」ということも不可能です。
5.インフルエンザ・ワクチンはもともと流行を予測して作られているだけ。
そのうえに、インフルエンザ・ウイルスは日々猛スピードで形を変えるので効果は期待できません。
6.インフルエンザ・ワクチンは、製法上、弱い抗体しか作れません。
殺したウイルスの、さらにその一部だけを使って作るので、体内で増えず、
ウイルスの一部に対する抗体しかできません。
7.高齢者の肺炎や乳幼児の脳症はインフルエンザとは無関係です。
「かかっても重症化を防ぐ」も嘘。そのようなデータは全くありません。
8.「打っておいたほうがいい」どころか副作用があるから怖いのです。
死亡者も出ています。打たないほうが安全だし安心です。
そもそもワクチンは病原菌なのだし薬事法上は劇薬です。
接種にはもっと慎重であるべきです。
9.効かないことを知っている医師も多いのですが、患者離れが怖いから言えないのです。
10.インフルエンザ・ワクチンは儲かるからなくならないのです。
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No.36 特集 インフルエンザは かぜ!
十数年前から「インフルエンザはかぜじゃない」というポスターを作って、国による大々的なキャンペーンが始まった。 やがて「インフルエンザに効く薬」が登場した。足並みを揃えるように、 専門家たちが「高病原性鳥インフルエンザのパンデミックが起きる」と言い出した。 マスメディアがこれに飛びつき、人々は十数年がかりですっかり洗脳されてしまった。
インフルエンザにかかると脳症になる。
インフルエンザにかかると重症になって死ぬ。
インフルエンザにかかると・・・・怖い!
本当にそうでしょうか?
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解熱剤で脳症にならないために
1.第1章 よくある質問 発熱、解熱療法に関するQ&A
2.第2章 安全な発熱対策、解熱方法
3.第3章 インフルエンザとライ症侯群
4.第4章 炎症、発熱、解熱のメカニズム
5.第5章 解熱剤の日本と欧米との比較
6.第6章 日本のライ症侯群、インフルエンザ脳症の主因としてのNSAIDs系解熱剤
NSAIDsは解熱剤として使用中止を
確認のためのきちんとした疫学調査を
7.第7章 一歩前進したインフルエンザへのNSAIDs解熱剤使用制限
「NSAIDsは禁忌、アセトアミノフェンのみ」の徹底を
8.第8章 非ステロイド抗炎症解熱剤「ジクロフェナク」
「原則禁忌」は一歩前進、しかしまだ不十分
編集:浜 六郎/坂口 啓子
■A5判 96ページ
■定価:1050 円(税込み)
■ISBN4-901402-05-6
■発行 NPO法人 医薬ビジランスセンター
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