<<前の記事へ| 次の記事へ>>
2010年01月15日 札幌の50代死亡 道内6例目
札幌市保健所は14日、新型インフルエンザに感染した同市内の50代の男性が11日に死亡したと発表した。道によると、新型インフルエンザによる死者は道内6例目。男性は消化器に持病があったが、新型インフルエンザワクチンの接種は受けていなかった。
市保健所によると、男性は同市内の医療機関に入院中の9日に高熱を訴え、10日の簡易検査でインフルエンザA型陽性と判明。タミフルを投与されたが、容体が急変し、急性肺炎のため死亡した。
また、男性と同じ病棟の入院患者と医療従事者の計15人が新型とみられるインフルエンザに感染したことも分かり、市保健所は医療機関内で集団感染したとみて、感染防止対策の徹底を指導した。重症化した人はおらず、ほぼ回復しているという。