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2010年01月05日 伊丹の50代女性死亡 新型インフル
尼崎市は4日、新型インフルエンザに感染した伊丹市内の50代後半の女性が、尼崎市内の病院で死亡した、と発表した。動脈管開存症などの基礎疾患(持病)があったという。新型が疑われる患者の死亡は全国で143人目、兵庫県内では12人目。
尼崎市によると、女性は昨年12月30日、発熱などの症状を訴え、同市内の医療機関を受診。簡易検査の結果、A型陽性と判明し、治療薬のタミフルを投与された。
2日朝、意識障害となり緊急入院。低体温や低酸素血症などがあったが、本人の希望で人工呼吸器を装着せず、3日午前、死亡が確認された。死因はうっ血性心不全で、詳細(PCR)検査の結果、4日に新型感染が確認された。(岡西篤志)2010/01/04 19:20