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2009年12月19日 「新型」死亡の患者、タミフル耐性ウイルス検出
愛知県は18日、新型インフルエンザに感染し、今月15日に死亡した名古屋市の会社員男性(49)から、治療薬タミフルが効きにくくなる耐性ウイルスが検出されたと発表した。
耐性ウイルスが検出された患者が死亡したのは全国で初めて。県ではリレンザの耐性についても検査する。
男性は今月1日に同県豊明市内の医療機関に入院、新型インフルエンザ感染が確認され、同15日に急性肺炎で死亡した。男性には白血病の基礎疾患があった。
県新型インフルエンザ対策室では「耐性と死亡との因果関係は不明。耐性があっても症状には変わりない」としている。
(2009年12月18日21時30分)