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2009年12月10日 ワクチン接種後に死亡 新型インフル 宮崎の51歳男性

 宮崎市は10日、市内の男性(51)が新型インフルエンザで死亡した、と発表した。男性は慢性呼吸不全などの基礎疾患があったため、11月25日にワクチンを接種していた。市は「ワクチンによる抗体ができるには約4週間は必要なため、効果が十分に得られる前に感染したと思われる」としている。

 新型インフルエンザによる宮崎県内の死亡は初めて。市によると、男性は今月8日夜に悪寒などの症状を示し、翌9日午前5時ごろ、呼吸困難に陥り市内の病院に搬送された。入院後、体温が38度台に上昇したためタミフルを投与したが、同日午後6時10分ごろ、肺炎を発症して呼吸不全が悪化して死亡した。

朝日新聞

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