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2009年12月06日 新型インフル 2人目死者 20歳代男性

神経系難病 ぜんそくも
 秋田市は5日、新型インフルエンザに感染した市内の20歳代の男性が死亡したと発表した。男性は神経系の難病があり、気管支ぜんそくの既往症があったという。新型インフルエンザの患者が死亡したのは県内2例目。発表によると、男性は1日に発熱し、2日に市内の個人病院を受診したが、簡易検査で陰性だった。3日に熱が38・4度まで上がり、再受診したところ、簡易検査でインフルエンザA型の陽性反応が出た。

 男性はタミフルを処方されたが、ぜんそくの様な症状が治らず、市内の総合病院に入院。遺伝子検査で新型インフルエンザ感染が確認され、5日未明に呼吸の悪化で集中治療室に移ったが、午後12時55分に死亡が確認された。死因は気管支ぜんそくの悪化だった。男性は新型インフルエンザワクチンの優先接種の対象者だったが、未接種だった。

(2009年12月6日)

読売新聞

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