広島市は10日、新型インフルエンザに感染した市内の50歳代の男性が、入院先の市内の病院で同日死亡した、と発表した。新型インフルエンザによる死者は広島県内で初めて。
市保健医療課によると、男性は10月23日ごろから熱やせきなどかぜの症状が出た。悪化したため、30日に市内の病院を受診。そのまま入院し、タミフルを処方された。
市は2日、市衛生研究所(西区)の詳細(PCR)検査で新型インフルエンザの感染を確認。男性は10日午後、重症肺炎で死亡した。基礎疾患(持病)はなかったという。
中国新聞 '09/11/11