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2009年11月15日 タミフル投与も…3歳女児新型インフル死
北九州市は10日、同市八幡西区の女児(3)が9日に死亡し、新型インフルエンザの感染が確認されたと発表した。呼吸器に基礎疾患があったという。国内の死者は疑いも含め56人目。
市によると、女児は小児ぜんそくのため7月に市内の病院に入院したが、11月8日に呼吸状態が悪化。9日の簡易検査で新型インフルエンザ感染が陽性となりタミフルを服用したが、急性肺炎で死亡し、10日の詳細検査で感染が確定した。
女児の家族はワクチン接種を希望していたが、入院先に在庫がなく11月中旬の入荷を待っていた。同室の患者3人に感染の疑いはないという。