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2009年11月15日 国内最年少、7カ月男児死亡 新型インフル死者55人に
愛知県は9日、犬山市の生後7カ月の男児が死亡し、新型インフルエンザ感染が確認されたと発表した。基礎疾患はなく、国内最年少の死亡事例。新型インフルに感染した栃木県の80代男性と京都市の1歳8カ月の男児の死亡も確認され、国内の死者は疑いも含め55人となった。
愛知県によると、生後7カ月の男児は8日夜から体調を崩し、9日早朝に呼吸をしていないのを家族が発見。搬送先の病院で死亡が確認され、詳細検査の結果、新型の感染が確認された。直接の死因は不明。
栃木県によると、80代男性には呼吸器に基礎疾患があった。10月27日に発熱で受診し、簡易検査でA型陽性と判定され入院。その後容体が悪化し、30日に新型への感染が判明、今月8日に細菌性肺炎などで死亡した。
京都市によると、男児は7日に発熱、8日に呼吸をしていないのに母が気付いたが搬送先の病院で死亡、新型の感染も確認された。