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2009年10月31日 【新型インフル】大阪府で2人死亡 1人は基礎疾患ない成人男性
大阪府は30日、新型インフルエンザに感染した大東市内の男性会社員(46)が死亡したと発表した。男性には基礎疾患はなく、死因は確認中だという。
府によると、男性は37・5度の発熱と頭痛やせきなどの症状が出たため、29日に近くの医療機関で受診。簡易検査でインフルエンザA型陽性と判明し、タミフルの投与を受けたが意識不明となり、30日に死亡した。
一方、堺市は30日、市内の女児(6)が心不全で死亡し、詳細検査で新型インフルエンザの感染が判明したと発表した。女児には重度の脳性まひがあった。
市によると、女児は27日夜に37度台まで発熱し、28日朝に市内の診療所で受診。簡易検査でインフルエンザA型の陽性反応があり、タミフルを処方され帰宅した。29日朝に心肺停止状態となり、まもなく死亡した。30日にPCR検査で新型インフルエンザと確認された。