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2009年10月29日 石巻の男性死 亡国内死者36人に 新型インフル
宮城県は28日、新型インフルエンザに感染した石巻市の男性(57)が死亡したと発表した。厚生労働省によると、国内の死者は疑い例を含め36人になった。
県によると、男性は新型インフルエンザ感染で重症化の恐れがある糖尿病と慢性腎不全を患っていた。高熱と呼吸困難で20日、石巻市内の医療機関に入院。タミフルを服用したが、28日に死亡した。死因は多臓器不全という。20日の簡易検査ではA型陰性だったが、21日の再検査で陽性反応が出た。22日の詳細(PCR)検査で新型インフルエンザと確認された。
感染経路は不明。家族や入院先の医療スタッフと患者に感染者は出ていない。