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2009年10月15日 新型インフルで5歳男児死亡=疑い例含め27人目〓横浜
横浜市は15日、新型インフルエンザに感染し、重症肺炎や急性心筋炎を発症した同市都筑区在住の5歳男児が同日死亡したと発表した。国内の新型インフルエンザ患者の死亡例は、疑い例も含め27例目。基礎疾患はなかった。
横浜市では先月17日にも気管支ぜんそくの基礎疾患があった12歳の男児が死亡している。
市によると、男児は今月12日に発熱。翌13日に自宅近くの医療機関を受診して簡易検査でインフルエンザA型陽性と診断され、タミフルを処方されて帰宅した。
しかし、同日夕から多呼吸となったため、午後9時ごろに別の医療機関を受診。再びタミフルを処方されたが、呼吸障害と低酸素血症を発症、さらに別の病院に転送されて集中治療室で人工呼吸器を装着して治療した。14日には遺伝子検査で新型インフルエンザと確認され、2回タミフルを処方されたが、重症肺炎と急性心筋炎を併発し、15日未明に死亡した。