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2009年09月01日 新型インフル、40代保健師が死亡 利尻島で患者を調査
北海道は31日、新型インフルエンザに感染した40代の女性保健師が8月30日に死亡したと発表した。死因は急性心不全。女性は健康診断で高血圧症とされていたという。新型インフルエンザ感染が疑われる死亡例は全国で8例目。
女性は北海道利尻町在住の保健所職員。島内ではインフルエンザの集団感染が起きており、この女性は調査のため、患者や、その家族と対面していたという。29日に稚内市内の医療機関を受診し、インフルエンザA型陽性と診断された。タミフルを投与され、市内のホテルに1人で宿泊。翌日午後2時ごろ、ホテル従業員が意識のない女性を見つけ、医師が死亡を確認した。31日に遺伝子検査で新型インフルの感染が判明した。