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2009年05月22日 新型インフル、1957年より前の生まれには免疫? 米保健当局
米疾病対策センター(CDC)のダニエル・ジャーニガン医師は20日の記者会見で、豚インフルエンザから変異した新型インフルエンザについて、1957年より前に生まれた人は免疫を持つ可能性があるとの見解を示した。採取した血液を分析した結果という。
新型インフルエンザによる死者数は同日、米国で2人、メキシコで1人増え、世界全体で計87人になった。日本時間の21日午後1時15分時点では世界の感染者数は1万1050人。
CDCによると、米国の入院患者のうち50歳を超える人の割合は13%にとどまっている。通常の季節性インフルエンザと異なり、症状が悪化する中高年層の割合が低い一方、若年層の割合は高く、米保健当局は年齢層との関連を注視していた。詳細は調査中。(ワシントン=弟子丸幸子)2009・5・20 16:05