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2009年05月21日 新型インフルにタミフルが効果、感染研などが確認

 製品評価技術基盤機構と国立感染症研究所は20日、国内最初に見つかった新型インフルエンザの感染者から採取したウイルスの全遺伝子を解読し、抗インフルエンザ薬のタミフルやリレンザの耐性を持たないことを確認したと、発表した。

 遺伝子配列も今回の流行の発端となったウイルスとほぼ一致し、変異が少ないことも突き止めた。

 解読されたのは、今月8日に成田空港の検疫で検出された「成田株」。インフルエンザウイルスは人に感染するたびに、遺伝子配列が変化することが知られている。

 流行の発端となったウイルスの遺伝子配列は、これまで世界各地で報告されたウイルス200株以上の遺伝情報を基に推定されているが、これと約99・9%一致した。4月9日に米疾病対策センターが検出したウイルスの配列より、流行の発端となったウイルスに近かったという。

 同機構と感染研は、今週中にも関西での国内感染についても分析することにしている。


■会員:一見、耐性が出現する前に戻って再び「効く」。「効く」といっても、本当に効くのではなく、ただヒトの細胞にウイルスがくっついたままにするだけなのですが、世界の75%を使用していた日本から沢山の副作用報告があり問題視され、今では「異常行動否定できず」となっている事、すっかり忘れてしまったようです。

2009年5月20日20時26分 読売新聞

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