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会員被害者の現状

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2005年02月05日 『中学2年生、タミフル服用後に転落死』  愛知県 会員

  息子は、2005年2月4日、いつも通りに野球部の練習を終えて帰宅後、38度熱があったため塾を休み、そのまま就寝しました。
  翌日2月5日、39度あったため昼前に内科を受診し迅速キットによりインフルエンザA型と診断されタミフルを処方されました。
  
 高熱のため食欲がなく16時ごろまで何も食べずに寝ていて2回ほど汗をかき、下着やパジャマを着替えたため、16時ごろには37.5度に解熱して気分が楽になったので、おかゆを2杯たべました。食事もできたので、処方されて初めてのタミフルを1カプセル服用させました。しばらく姉とDVDを見たりしていましたが、せっかく薬ものませたので静かに休んだほうが良いと思い、玄関横の自室にてカーテンもしめ暗くして寝かせました。

  私が18:00すぎに息子の部屋を見にいったらベッドの上に寝ていなく、家中を探しても見当たらないので玄関から外(9階共有通路)をのぞいたら、誰かがマンションから転落したと騒ぎになっていました。下に降りてみると転落したのは息子でした。病院に運ばれましたが、23:05骨盤骨折等の出血性ショックにより死亡しました。

  転落した直後から、救急病院での治療中、亡くなってからの通夜や葬儀のあと、ずっと なぜ9階から落ちてしまったのか?全く私達家族も息子の友人達、学校の先生方、誰にもその理由が解りませんでした。しかし、落ち着いてからご近所にご挨拶に回っていたとき、タミフルを飲んで起き上がれないほど辛い思いをしたと言う方の話を聴いて、全く薬の名前も知らなかった私達が家にもどって医者から処方された息子の薬を見ると、「タミフル」とありました。

  それがキッカケになりインターネットで「タミフル」を調べているうちに厚生労働省のホームページで息子と同じ様に2階から飛び降りようとした例が載っていて、いろいろな医療や薬関係のホームページのなかで、子供の病気や薬の副作用について意見を交換する「カンガエルーネット」の中に息子の状況を投稿してみました。すると多くの方からの反響があり、やはり「タミフル」の副作用ではないか、と言う意見を沢山いただき「医薬品医療機器総合機構」に調べてもらうように申請しました。

  しかし、結果は《判定不能により不支給》、H17年11月に小児学会で「タミフル」の副作用について発表された浜医師に詳細な意見書をかいて頂いたにもかかわらず、それに対してや、当事者の私達にも何の聞き取り調査もないままの《判定不能》は申請した私達にとって全く理解できないものでした。

  今の気持ちは認めてもらえないと言うスッキリしないものですが、振り返れば浜医師の発表以来、医療従事者の中にも「タミフル」の扱いに慎重になった方たちや、親の立場でも「タミフル」を服用させた場合もしっかり様子を見るなど、明らかに情報があったために救われた命も沢山あると思います。でも、厚生労働省が認めようとしないために、安易な使用が続いているのも事実です。だからこそ私達は この会を通して多くの人に知っていただき、万が一のためにも薬の使用に慎重になってほしいのと、このホームページに沢山のご意見や「タミフル」使用の経験を寄せていただけたらと思います。

  息子は当時中学2年の野球部員でした。亡くなる前日も「また明日!」と言ってみんなと別れました。息子の友達全員がいなくなった事を受け入れられず、随分辛い思いをさせてしまいました。でも、今、彼らが毎月の月命日に励ましに来てくれて、私達家族はとても元気に毎日を過ごせています。だからこそ、まだまだ楽しい人生を経験したかっただろう息子とその仲間たちに一日も早く真実の報告をしてあげたいと思います。  


                                                  母より
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