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2007年04月21日 インフルエンザ治療薬「タミフル」に関する要望 社団法人日本小児科学会 会長 別所文雄 様

2007年4月21日
社団法人日本小児科学会
会長 別所文雄 様
薬害タミフル脳症被害者の会
代表 軒端晴彦

インフルエンザ治療薬「タミフル」に関する要望

 当会は、タミフルを服用し、転落死、交通事故死、突然死、あるいは異常行動で瀕死の状態を経験または後遺障害をもった子ども、成人の家族で構成されています。本日はお忙しい中、貴重な時間を割いていただいたことに、まずもって御礼申し上げます。
 昨年7月副作用被害救済を拒まれ、同時に沖縄県の転落死の報道に接し、新たな副作用被害拡大の防止、安全対策強化及びすでに事故に遭った人々への速やかなる救済を求めて活動してまいりました。
 特に本年2月以後、事態の急展開に身をおくなか、いかりと戸惑いともどかしさに押しつぶされそうな日々を過ごしてまいりました。命や健康を奪われた家族の犠牲を無にしてはならない決意、しかし、喪失感・むなしさにさいなまれながら、時にはビラを配り、厚労省や国会をまわり、平穏なくらしではあり得ないことでした。そうして2月28日、3月21日とまがりなりにも歯止めがかかったことを息子たちに報告したものでした。
しかし、まともに副作用情報を見ていなかったことに象徴された厚生労働省のずさんな対応により、混乱が生じたことは明らかですし、タミフルを乱用し続けた行政・医療・国民が変わるためには避けがたく、また必要な混乱でもあったと考えます。
今後は、小児科医の方々を中心に、事実をありのまま見ての科学的で社会に開かれた議論がなされることが非常に重要な要素であると考えております。厚生労働省が機能不全に陥っているともいえる現状を踏まえると小児科関係学会におけるご対応の重要性が増しているのではないでしょうか?
 そこで私たちの要望を下記の通り述べさせていただきます。



1. 中外製薬の医療機関向け解説には「一般にインフルエンザウィルス感染症は自然治癒する疾患であり、(略)軽度の臨床症状ですみ、抗ウィルス薬の投与が必要でない場合が考えられます。」とありました。でも実際は、9割の子どもに使われ、世界の75%が日本で投与されてきました。そのギャップがなぜ生まれたのかについて、貴会の見解をご教示下さい。
2. 貴会に所属される先生方が経験された副作用の疑いのある症例について、医薬品・医療機器等安全性情報報告制度においてもれなく報告されることを強く希望します。
3. 前項症例の患者に対して、医薬品副作用被害救済制度の利用を積極的にすすめ、その申請にあたり診断書等作成のご協力をお願いします。
4. 当会会員には、10ヶ月児がタミフル服用後後遺障害を負った事例があります。タミフルドライシロップの添付文書にある「1歳未満の患児(低出生体重児、新生児、乳児)に対する安全性は確立していない」という点について、貴会が把握されている1歳未満児への投与実態や問題点など、及びそれに関する見解をご教示下さい。
5. 平成18-19年の研究班報告(主任研究者横田俊平氏)が出る前と出た後に、貴会企画による公開シンポジュウム等により、開かれた議論を生み出すご努力をお願いします。

以上

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