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2010年01月30日 死者からタミフル耐性ウイルス確認

 県は29日、新型インフルエンザに感染して18日に死亡した県内の71歳男性から、治療薬タミフルに耐性を示すウイルスの遺伝子変異が確認されたと発表した。直接の死因は感染後に併発した細菌性肺炎だったため、県は遺伝子変異と死亡との因果関係はないとみている。

 県によると、男性は昨年12月17日に発症。同20日にタミフルを投与され、一時症状は改善したが、今月7日に細菌性肺炎を併発し、18日に死亡した。男性には肺気腫の持病があった。

 死者から耐性ウイルスが確認されたのは県内では初めてで、全国では3例目となる。耐性ウイルスはこの男性を含め、県内で4例、全国で45例が確認されている。2010年1月29日

新潟日報

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