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2010年01月13日 新型インフルエンザ:県東部の70代男性死亡 県内で2例目 /島根
県は12日、新型インフルエンザに感染した県東部の70歳代男性が細菌性肺炎で死亡した、と発表した。新型インフルエンザ患者の死亡は県内では2例目。
県薬事衛生課によると、男性は今月2日からせきなどの症状があり、7日に医療機関を受診。簡易検査でA型プラスの反応があり、タミフルの処方を受けた。10日に症状が悪化したため救急外来を受診したが、最高38・2度の発熱があり、翌日肺炎のため死亡した。男性には基礎疾患はなく、ワクチンは接種していなかった。
同課は「感染者数は減少傾向にあるが、今後の予測がつかない。インフルエンザのシーズンが終わる5月ごろまでは引き続き感染防止対策を徹底してほしい」と呼び掛けている。【細谷拓海】 2010年1月13日