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2010年01月02日 【新型インフル】43歳男性が急死 千葉・四街道

千葉県は2日、新型インフルエンザに感染した四街道市の自営業の男性(43)が死亡したと発表した。県内で新型インフルエンザ感染者の死亡が確認されたのは初めて。男性に基礎疾患は確認されておらず、ワクチン接種も受けていなかったという。

 県によると、男性は1日早朝、腰痛や咽頭(いんとう)痛などの症状を訴えて四街道市内の医療機関を受診。発熱やせきなどの症状が見られなかったため、インフルエンザの簡易検査は行われなかった。午後になっても症状は改善せず、手足のしびれや歩行困難の症状が現れたため、男性は同病院に救急搬送されたが、血液中の酸素濃度が低下したため成田市内の病院の集中治療室(ICU)に入院した。

 簡易検査の結果、A型陽性と判明。タミフルの処方を受けたが、その後も肺炎や急激な呼吸困難などの症状を起こしたため、人工呼吸器を装着して治療が続けられ、午後8時10分ごろ多臓器不全により死亡した。2日午後に新型への感染が確認された。2010.1.2 19:54

産経ニュース

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