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2009年12月28日 県内初のタミフル耐性 死亡女性から検出  静岡

タミフル耐性
「新型」ウイルス 初確認
 県疾病対策室は28日、新型インフルエンザ感染後に県内で初めて死亡が確認された40歳代の女性から、抗インフルエンザ薬「タミフル」に耐性を持つ新型インフルエンザウイルスが、県内で初めて確認されたと発表した。耐性ウイルスと死亡の因果関係は不明としている。

 女性は発熱などで11月16日に医療機関を受診し、タミフルを処方された。18日に別の医療機関に入院。新型インフルエンザと確認され人工呼吸器をつけていたが、12月1日に亡くなった。

 県環境衛生科学研究所(静岡市葵区)でウイルスの遺伝子検査を行ったところ、タミフルが効きにくい耐性を示す遺伝子変異が今月18日に確認された。国立感染症研究所(東京)の薬剤感受性試験で、タミフル耐性と、別の抗インフルエンザ薬「リレンザ」には効果があることが25日までに確認された。

(2009年12月29日)

読売新聞

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