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2009年12月18日 新型インフルエンザ:感染者、県内初の死亡 40代男性、糖尿病の基礎疾患 /岡山

 県は17日、新型インフルエンザに感染した真庭保健所管内(真庭市、新庄村)の40代男性が死亡したと発表した。新型インフルエンザ感染者の死亡は県内で初めて。厚生労働省によると、国内感染者の死亡は118人目。

 県健康対策課によると、男性は糖尿病の基礎疾患があり、ワクチンは接種していなかった。発熱(38・7度)や吐き気の症状があり、8日に医療機関を受診。簡易検査の結果、A型陽性反応が出たため、タミフルを服用した。しかし、同夜に容体が悪化、心肺停止状態となった。遺伝子検査の結果、10日に新型感染が判明。17日午前、死亡が確認された。死因は特定できないがインフルエンザ脳炎の可能性もあるという。

 同課は「新型インフルエンザを過度におそれる必要はないが、比較的若い人でも症状が悪化する場合があるので、基礎疾患のある人はワクチンを接種した方がいい」と話している。【松井豊】2009年12月18日

毎日新聞 

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