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2009年11月08日  新型インフル:名古屋の5歳女児が死亡 病院から帰宅後

 名古屋市は7日、新型インフルエンザに感染した同市在住の女児(5)が病院から帰宅後、心肺停止に陥り死亡したと発表した。

 市健康増進課によると、女児は6日に38度台の熱と激しいせきが出て病院で受診。7日朝には、けいれんが起きたため再度受診し、タミフルを処方され帰宅した。約2時間半後、寝ていた女児の息がないのに家族が気付き119番したが、運ばれた病院で死亡が確認された。

 同課は「診察の段階では肺炎や脳症と判断できなかったが、急速に悪化したのではないか」と話している。

 国立感染症研究所によると、10月26日〜11月1日(1週間)の定点医療機関1施設当たりのインフルエンザ患者数で、愛知県は全国一の54.44(前週39.42)となり、患者総数も1万562人(同7647人)と1万人を超えた。

 名古屋市東区の市医師会休日急病診療所では、7日午後3時〜8日午前0時に190人が受診し、うち109人が新型インフルエンザだった。同課は「例年の4倍近い患者数」と話している。

【排日新聞】

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