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2009年10月26日 新型インフルで中学生ら3人死亡 埼玉など、国内死者35人に
埼玉県は26日、新型インフルエンザに感染した疑いのある同県入間市の中学2年の女子生徒(13)が25日に死亡したと発表した。奈良県は奈良市の80代の男性が肺炎で、大阪府は四条畷市の慢性腎不全の基礎疾患がある80代女性が死亡したと発表。国内の死者は、疑い例を含め35人となった。
埼玉県によると、女子生徒の死因はウイルス性心筋炎などによる心停止で基礎疾患はなかった。22日に発熱し学校を早退。リレンザの投与を受けたが発熱と嘔吐が続き、25日夜に死亡した。
死亡後の詳細検査では新型インフル陰性だったが、県と厚生労働省は症状などから感染の疑いが強いと判断した。