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2009年10月07日 堺の死亡女性、新型インフル感染
堺市は6日、劇症型A群溶連菌感染症で死亡した堺市の40代の女性が、新型インフルエンザに感染していたと発表した。国内の死者は疑い例を含めて21人目で、大阪府では3人目。女性は高血圧の基礎疾患(持病)があった。市は「死因とインフルエンザの因果関係はわからない」としている。
市によると、女性は9月29日からのどの痛みや発熱などを覚え、30日に医療機関を受診した。発熱が治まらず10月2日に別の医療機関に入院し、3日にタミフルの投与を受けたが容体が急変。急性腎不全や呼吸不全などを起こしたため、人工呼吸器などを付けて治療を受けたが、4日午後3時ごろに死亡した。
女性は30日以降、簡易検査を3回行っているがすべて陰性。3日に採取した検体で詳細(PCR)検査を行ったところ、5日に新型インフルエンザへの感染が確認された。