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2009年09月07日 【新型インフル】宮城で感染疑いの90代男性が死亡
宮城県は7日、呼吸器系の疾患を持病に持ち、県北部の病院に入院中だった90歳の男性がインフルエンザに感染し、6日夜に呼吸不全などで死亡したと発表した。県保険環境センターで詳細(PCR)検査を実施しているが、新型インフルエンザの可能性があるという。厚生労働省によると、国内の死者は疑い例も含め11人目。
県によると、男性は平成19年12月に、せきや発熱を伴う細菌性の呼吸器系疾患と診断され、入院治療を受けていた。先月30日に高熱を発し、抗生物質を投与されたが改善せず、9月3日に簡易検査を実施したところ、インフルエンザA型に感染していることが判明。タミフルを処方したが、6日午後6時ごろ、病院で死亡したという。
男性は、8月20日以降は個室で入院治療を受けており、他の患者などへの感染拡大の可能性は低いとみられる。