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2009年07月28日 3例目のタミフル耐性 徳島、感染拡大はなし
徳島県は28日、新型インフルエンザに感染した県内の30代の男性から採取したウイルスに、治療薬タミフルに耐性を示す遺伝子変異が見つかったと発表した。国内3例目で、周囲への感染拡大はないという。
県によると、タミフル耐性を持つ季節性ウイルスとは交雑しておらず、体内で変異したとみられる。
男性は職場に感染者がいたため、7月にタミフルの予防投与を受けたが、投与開始から5日目に発熱。検体を国立感染症研究所に送り、24日に県に結果の連絡があった。
男性は発症後にタミフルの投与量を増やし、現在は回復しているという。