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2009年06月16日 タミフルの10代使用見合わせ継続…厚労省の調査会が結論

 厚生労働省の薬事・食品衛生審議会安全対策調査会は16日、インフルエンザ治療薬タミフルを服用した子供に飛び降りなどの異常行動が相次いで報告された問題について、10代への使用を見合わせている現在の措置を継続するとする結論をまとめた。

 調査会は、インフルエンザと診断された17歳以下の患者約1万人の疫学調査や動物実験などのデータを基に、措置を見直すべきかを議論した。その結果、〈1〉タミフル服用と異常行動との関連を否定しきれない〈2〉使用見合わせ後に異常行動で死亡した服用患者がいない――ことなどを理由に、今月3日に作業部会がまとめた継続方針を支持した。

 出席者からは「タミフル服用者だけでなく、他の治療薬の服用患者や薬を飲んでいない患者にも異常行動は出ている」として解禁を求める意見が出たが、調査会は「積極的に措置を見直す理由にはならない」と退けた。ただし、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の感染者や濃厚接触者については、厚労省が特例として10代の服用を認めている。

(2009年6月16日読売新聞)

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