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2008年02月20日 ウイルス攻撃強めるたんぱく質、理研が発見・薬剤開発に道

 理化学研究所の渡会浩志上級研究員は、体内に侵入したウイルスへの抵抗力を高めるたんぱく質を突き止めた。ウイルスを攻撃する生体物質であるインターフェロンの分泌を促している。新型インフルエンザなどウイルス感染症に効果の高い薬剤の開発につながると期待している。米科学アカデミー紀要(電子版)に19日掲載した。
 このたんぱく質は「PDC―TREM」と呼ばれるもので、免疫系の細胞の一種にだけ見られる。マウスの実験でPDC―TREMの働きを特殊な物質で抑えると、I型のインターフェロンの量が約10分の1に減ることを確かめた。反対に、このたんぱく質を人工的に活性化できれば、様々なウイルスへの抵抗力を高めることができるとみている。

 従来は別のたんぱく質が体内に侵入したウイルスのRNA(リボ核酸)やDNA(デオキシリボ核酸)を認識し、I型インターフェロンを作り出す主役と考えられていた。実際にはPDC―TREMにI型インターフェロンの作製を促すように信号を送るだけだったとみられる。NIKKEINETいきいき健康

理化学研究所
抗ウイルス反応を増強する重要分子「PDC-TREM」を発見
- 形質細胞様樹状細胞が〓型インターフェロンの産生を増幅する仕組みが明らかに

NIKKEINETいきいき健康

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