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会員被害者の現状

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2004年01月00日 『タミフル服用後後遺症 当時生後8カ月』 山梨県  会員

 平成16年1月の保育園からのお便りに『インフルエンザの予防接種をしていない場合に、インフルエンザの特効薬を服用すれば、予防効果もある。』とありました。当時、娘は生後8ヶ月でしたのでまだ予防接種をしていませんでした。早速、近所の『内科・小児科医』に行き、保育園からのお便りの内容を告げると、タミフルを処方してくれました。もちろん、インフルエンザには感染していませんでした。
その薬を1日半服用していると、ニュースで『1歳未満の乳児にはタミフルを服用させてはいけない』と報道されていました。
びっくりして、そのニュースの事をタミフルを処方してくれた医者に聞いたところ、『そんな事実は製薬会社から聞いていない』、との事でした。
とりあえず、残りの薬は飲ませないようにしました。
 それまで娘は順調に問題なく成長してきました。
しかし、半月程たった頃、娘の異変に保育園の保母さんが気づきました。
顔を『コクン、コクンと傾ける』と言われました。何の事か、わからず、インターネットで調べると、当てはまる病名が『点頭てんかん』でした。
小児の難治性のてんかんです。すぐに、総合病院で検査を受け、入院をして治療が始まりました。病名は、やはり点頭てんかんでした。点頭てんかんとは、笑う事がなくなり、成長も止まり、やがてその成長も後退していき、そのてんかんが治っても、次のてんかんに移行していく事もある。難治性のてんかんで予後が悪いといわれています。
点頭てんかん自体、1万人に1人とか5万人に3人とか言われている病気だそうです。そのうち、先天性(ダウン症、水頭症等)が7割、その他の突発性、潜依性が3割、といわれていますがうちの娘は先天性と思われる所見は見当たらないとの事でした。
うちの娘はてんかんの発作自体は2ヶ月くらいで治まり、脳波にも異常が見当たらなくなりました。
しかし、病気を発症してからは、成長も遅く、歩き始めたのも2歳になってからです。言葉もかなり遅く、3歳10ヶ月の今、やっと言葉のやりとりができるようになり、トイレトレーニングも始めたところです。
 担当医からはタミフルとは関係ないだろうと言われました。
でも、この病気になって、(原因が先天性でなく)しかも、これだけ予後が良く(成長の遅れ、気性の激しさはありますが)他に原因がわからない今、タミフルが原因ではないのかな、と疑問に思ってしまいます。
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