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2009年05月07日 新型インフルエンザ 国立感染症研究所の田代眞人氏「高齢者は免疫持っている可能性」
国立感染症研究所の田代眞人インフルエンザウイルス研究センター長は、「高齢者は新型インフルエンザに対する何らかの免疫を持っている可能性がある」と指摘した。
田代センター長は、数カ月前にメキシコで生まれた可能性があると指摘した。
毒性については、通常のインフルエンザと同じ程度の弱毒性と考えられ、「強毒性になる可能性はないと言っていい」としている。
また、通常のインフルエンザと異なり、高齢者が重症になるケースが少なく、高齢者は何らかの抗体を持っている可能性があると指摘した。
その背景として、高齢者は、以前に今回のウイルスと似た形のウイルスに触れ、その結果、症状を和らげる抗体を持つことになった可能性があるとしている。【FNN】 [Click]