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2009年01月18日 病院で99人インフルエンザ感染 タミフル効かず3人死亡
東京都町田市真光寺町の鶴川サナトリウム病院で、インフルエンザが集団発生し、入院患者と職員計99人が院内感染し、うち3人の患者が死亡したことが17日、分かった。都福祉保健局によると、病院内におけるインフルエンザの集団発生としては近年では国内最大規模という。
都によると、亡くなったのはいずれも入院患者の女性で、77歳、85歳、100歳。感染者は入院患者が75人、職員が24人。
患者の感染者の約4割が39度以上の高熱を出した。同病院側は、タミフルなどを投与したが、熱が下がらず高齢の3人が死亡した。病院は患者の隔離などの対策を講じた。
感染した患者75人のうち66人、職員24人のうち21人がインフルエンザのワクチンを接種していた。