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2008年02月04日 タミフル減「備蓄に不安」 新型インフル対策で専門家

「いつ発生してもおかしくない」と言われる新型インフルエンザ対策の柱として、政府が進めているタミフルなど抗ウイルス薬の備蓄。これに対し「今のやり方が緊急時に機能するのか」と不安視する声が専門家から上がり始めている。

 理由は、異常行動への懸念から激減したタミフルの流通量。日本の計画はタミフルの大量流通を前提に、通常のインフルエンザ治療に使われなかった「流通在庫」を、非常時の備蓄の一部としてあてにしているためだ。

 厚生労働省は「問題なし」との姿勢だが、国の危機管理の在り方が議論になる可能性もある。(共同)

共同

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