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皆様の声

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2017年02月10日 【578】 8歳男児  インフルエンザ イナビル// 匿名さん より  ・・・・ご意見・ご...

ご意見・ご要望2 =



初めまして。先日インフルエンザA型と診断された息子(8歳男児)の事で、今後どう
したらよいかと悩んでいます。

普段は薬に頼らず、お手当てや食事、アロマテラピーやホメオパシー等を駆使し自己
免疫力をあげる生活を心がけていますが、今回イナビルを使用した自分の判断を悔
い、今後が不安でご質問させて頂きます。アドバイス頂けると幸いです。



1/29:18時頃発熱、38.9℃

   22時頃39.1℃ 幻覚あり

   

1/30:01時頃 幻覚あり

   10時インフルエンザA型と診断され、イナビルとその他咳・鼻 の薬を処
方される。薬局で吸入する事を勧められたが薬を使いたくなくて拒否。

   13時、幻覚あり

   13時半、イナビルを吸入(幻覚が怖く、早く治ってほしいと思い使いました。)
その後睡眠。

   16時15分、覚醒時に幻覚、発狂、泣き喚きが5分から10分続き怖くなって再
診。薬のせいではないといわれる。38.6℃

   23時、突然起きて大きな声で歌いだす。

2/1、1度だけ幻覚あり

2/3解熱

2/4幻覚あり

2/5テンション高い



小児科の医師にはイナビル吸入後の異常行動は、熱のせいだと言われました。熱せん
妄はあるほうだと思います。おたふく風邪の際にも幻覚などがみられましたが、今回
は熱も比較的低い中(39度台前半や38度台)でのせん妄だったので、色々不安になって
います。以下がご質問したい事です。



・今回のイナビル吸入後の幻覚や行動は、薬による異常行動ではないのでしょうか。

・熱を出すときは、高く出やすいです。39度〜40度を割りと出します。そういう子は
熱せん妄を起こしやすいのでしょうか。(普段は元気で皆勤賞です。)

・今回は熱が低い(38度〜39度)のに幻覚などがあるのは、インフルエンザによるもの
なのでしょうか?

・熱性けいれんを1度起こしたことがあります(2歳6ケ月、インフルエンザB型)
が、けいれんが起きる子供は熱せん妄にもなりやすのでしょうか。

・熱せん妄を起こしやすい息子は脳症にもなりやすいのでしょうか。

・熱せん妄や脳症を起こす部分?の神経が弱いのでしょうか。

・息子は頭部にのう胞があります。脳神経外科の先生からは特に気にするものじゃな
いと言われていますが、これも熱せん妄やけいれん等の原因の一つなのでしょうか。

・インフルエンザは繰り返しかかるものなのでしょうか。型が違えば罹る事は理解し
ているのですが、型が近ければ軽く済んでもいいのではないかと思っています。しか
し今までにA型に3回、B型に2回罹っていますが、どれも症状は4日は高熱が続き、
軽くはすんでいません。

・インフルエンザのウイルスに弱い子というのはいるのでしょうか。インフルエンザ
の予防接種は全く受けていません。罹って抗体を獲得してほしいと考えており、イン
フルエンザ以外の予防接種も必要なものを考えて摂取しています。しかし、けいれん
やせん妄、異常行動が怖くて、打てば罹っても軽く済むと言われると予防接種を受け
てもいいのではないかと思ったりしています。しかし、受けたらそれで副作用がでる
心配もしています。



沢山質問してしまい申し訳ございません。お忙しい所恐れ入りますが、どうぞよろし
くお願い致します。

[00603]

(匿名さま)

NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック) 浜 六郎 (内科医)がお答えします


まず、受診される前に、 あなたが「幻覚」と考えた症状が、何回か出ています。
したがって、お子さんが、熱だけで「せん妄」状態になる、ということがあること
は確かなことです。
 ところで、「幻覚」とおっしゃっているのは、実際にはどのような症状でしょうか?

イナビルとその他咳・鼻の薬を処方され、当初は、イナビルの吸入はしなかった、とい
うことですが、
咳・鼻の薬は、服用されたのでしょうか? それとも、それらも服用はしなかったので
しょうか?
 この中には、抗ヒスタミン剤や、気管支拡張剤などが、含まれていることが多いので
、そのために
せん妄や幻覚が出現することがあり得ます。
 異常行動や幻覚・せん妄は、抗ウイルス剤だけではないのです。

以下、個別の質問にお答えします。

・今回のイナビル吸入後の幻覚や行動は、薬による異常行動ではないのでしょうか。
→可能性はありますが、断定はできません。あなたが「幻覚」と考えた症状が、
 受診して薬剤が処方される前から、何回か出ていますので、
 お子さんは、熱だけで「せん妄」状態になりうる、と考えられるからです。

・熱を出すときは、高く出やすいです。39度〜40度を割りと出します。
 そういう子は熱せん妄を起こしやすいのでしょうか。(普段は元気で皆勤賞です。)
→ 
 熱せん妄は、インフルエンザウイルスをやっつける為のインターフェロンなどサイト
カイン類
 がたくさんでることによって、起きます。高熱もサイトカイン類がたくさん出るから
なので、どちらも、起こりやすいですから、高熱になる子が、熱せん妄を起こしやすいという
傾向があって当然です。

・今回は熱が低い(38度〜39度)のに幻覚などがあるのは、インフルエンザによるものな
のでしょうか?
→インフルエンザに、何回かかかっていると、免疫ができてくるために、少しずつ高熱
になる
 程度が軽くなっていきます。年齢とともに、発熱の程度が少なくなってくるのですが
,39℃は結構高いですから、幻覚が出て不思議ではありません。
 ところで、先にも書きましたが、「幻覚」とおっしゃっているのは、実際にはどのような症状でしょうか?

・熱性けいれんを1度起こしたことがあります(2歳6ケ月、インフルエンザB型)が、
けいれんが起きる子供は熱せん妄にもなりやすのでしょうか。

 熱せん妄も、熱性けいれんも、基本的には、インターフェロンなどサイトカインが
 たくさん出るためです。(肝炎の治療などでインターフェロンを薬剤として注射した人は、
 100%、脳波に異常が起きます)
 ただし、どちらも、先に書いたように、抗ヒスタミン剤や咳止め中の、エフェドリン
(メチルエフェドリン) 
 漢方の小青龍湯中の麻黄(エフェドラ)、テオフィリンなどはせん妄も熱性けいれん
も起こします。
 だから、「けいれんが起きる子供は熱せん妄にもなりやすい」と言えます。

・熱せん妄を起こしやすい息子は脳症にもなりやすいのでしょうか。

熱せん妄や熱性けいれんが起きても、解熱剤やタミフル、抗ヒスタミン剤、テオフィリンなど
熱せん妄や熱性けいれんを誘発・悪化させる薬剤を使っていない限りは、脳症にはまず
なりません。脳症は、殆どが、解熱剤や抗ヒスタミン剤、タミフル、低血糖を起こす薬剤などによるものです。

・熱せん妄や脳症を起こす部分?の神経が弱いのでしょうか。

神経が弱いのではなくて、身体が、ウイルスを追い出すためにしっかりと反応している

ということですので、心配しないようにしてください。

・息子は頭部にのう胞があります。脳神経外科の先生からは特に気にするものじゃないと
言われていますが、これも熱せん妄やけいれん等の原因の一つなのでしょうか。

のう胞というのは、水か、あるいはゲル状のものが溜った袋で、腫瘍でもありません。
巨大になって、脳圧が高くなることも稀にはあるようですが、
「脳神経外科の先生からは特に気にするものじゃない」と言われているなら問題ないでしょう。
熱せん妄やけいれん等の原因にはならないと考えます。

・インフルエンザは繰り返しかかるものなのでしょうか。型が違えば罹る事は理解して
いるのですが、型が近ければ軽く済んでもいいのではないかと思っています。しかし今までにA型に3
回、B型に2回罹っていますが、どれも症状は、4日は高熱が続き、軽くはすんでいません。


少し難しい話になりますが、辛抱して読んでください。
インフルエンザウイルスに対する免疫は,その子が生まれて初めて接するウイルスで
決定され,その子の一生の免疫状態を左右するとの考えがあります。
ここに,A1,A2,A3 という,よく似たインフルエンザA ウイルスがあるとします。あ
る子が生まれてはじめて接したインフルエンザのタイプがA1 だとすると,
抗原A1の記憶がもっとも強く刻印され,A1 に対する抗体A1 ができる.
そして,その子が成長後,A2やA3 のインフルエンザが流行したときでも,
A2 やA3 の抗体ではなく,抗体A1’を作るという反応をもって応えるものだ
とされているのです.
この原理は,(初感染)抗原原罪原理(doctrine of originalantigen sin)と
呼ばれている考えかたです.
 この考えかたを元に、あなたの息子さんのことを考えますと,生まれた初めて
かかったインフルエンザの時に、どうされたか、ということです。
  はじめから、タミフルやイナビルなどは使っていませんでしたか?タミフルを最初に使うと、
耐性ウイルス化したり、あるいは感染防御のための抗体ができにくくなるので、その後
、たいへんかかりやすくなります。1冬に、3回も同じタイプのインフルエンザウイルス
に感染したという症例報告や、タミフルを使った子は、翌年もかかりやすくなる、という研究があ
ります。

・インフルエンザのウイルスに弱い子と、いうのはいるのでしょうか。

 「お手当てや食事、アロマテラピーやホメオパシー等を駆使し」
 とあります。「お手当て」というのがどのようなものか存じませんが、
 アロマテラピーやホメオパシーなどは、受動的なものです(たぶん「お手当て」も)

 本人が何らかの行動をすることのない、受動的なもので、自己免疫力を高める、
 ということは難しいのではないかと思います。
  食事は、糖質を40%以下にした制限食として、脂質とタンパク質をしっかりとり、
 少し寒い中を、ランニングしたり、遊びまわって運動をする方が、
 「お手当て」や「アロマテラピー」「ホメオパシー」よりも、よほど、かぜ、インフルエンザに
かかり難い、また治りやすい体を作ると思います。
 毎日、20分程度、軽くジョギングすることをお勧めします。

・インフルエンザの予防接種は全く受けていません。罹って抗体を獲得してほしいと考えており

 インフルエンザワクチンは、全く効きません。害があるだけです。
 多少は抗体ができるかもしれませんが、先に述べた(初感染)抗原原罪原理をもとに
 考えると、2回目以降できる抗体は、少ないため、あまり効果はありません。
 当然ながら、ワクチンに対する抗体も、あまりできないし、効果を発揮しません。
 
・インフルエンザ以外の予防接種も必要なものを考えて摂取しています。しかし、
 けいれんやせん妄、異常行動が怖くて、打てば罹っても軽く済むと言われると
 予防接種を受けてもいいのではないかと思ったりしています。
 しかし、受けたらそれで副作用がでる心配もしています。

 「打てば罹っても軽く済むと言われると」「予防接種を受けてもいいのではないか」
 と考えている予防接種というのは、インフルエンザワクチンのことですか? 
 もしそうとすると、「打てば罹っても軽く済む」ということも、間違いです。
 軽くはすみません。 そのような証拠はありません。
 そもそも、インフルエンザワクチンで作る抗体は、感染防御抗体でなく、
インフルエンザウイルスが壊されてできるゴミ処理のための抗体ですから、
症状を軽くする効果もありません。

薬に頼らずに、インフルエンザに対処しようとなさっている基本的な姿勢は、
正しいことですので、今一歩、根本的な体力作りはどのようなものか、
深くお考えになることを、お奨めしたいと思います。

NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック) 浜 六郎 




◇NPO法人医薬ビジラインスセンター
 内科医 浜 六郎 先生

浜先生、お忙しい中、早速ご返信頂き本当にありがとうございます。
また、説明不足で申し訳ございません。
追加で状況説明部分を青字、追加でご質問させて頂きたい部分を赤字にしています。
どうぞよろしくお願い致します。

>まず、受診される前に、 あなたが「幻覚」と考えた症状が、何回か出ています。
>したがって、お子さんが、熱だけで「せん妄」状態になる、ということがあること
>は確かなことです。
> ところで、「幻覚」とおっしゃっているのは、実際にはどのような症状でしょうか?
⇒幻覚というと大袈裟なのかもしれません。寝ている最中に目が覚めているが夢の中?というような
状態です。
 突然泣き出して、誰かがくる〜と言ってみたり、内容は色々ですが怖い夢をみている事が多いように
感じます。
 時間は30秒から1分ぐらいでまた眠りにつくというような感じです。
 イナビル吸入後の異常行動は、ぐるぐる動きまわって、もうくる〜そこにおる〜と言ったり、
手を拳銃のように
 合わせてすごい速さで上下に振ったり、iPadを手にしすごい速さで人差し指で叩いたり、もういや〜と叫んで泣いたり目を見開いていました。時間は10分ぐらいでしょうか。落ち着かせたら、そのまま眠ってしまったような状態でした。
 ・やはりイナビルの影響ではないのでしょうか?イナビルを使わなくてもこのような異常行動にもなり易い体質ということでしょうか?

>イナビルとその他咳・鼻の薬を処方され、当初は、イナビルの吸入はしなかった、とい
>うことですが、
>咳・鼻の薬は、服用されたのでしょうか? それとも、それらも服用はしなかったので
>しょうか?
⇒イナビル以外は服用していません。
  処方されたのは
  ムコダインDS50%、オノンDS10%、カロナール細粒20%でしたが、イナビル以外は全く服用していません。

>この考えかたを元に、あなたの息子さんのことを考えますと,生まれた初めて
>かかったインフルエンザの時に、どうされたか、ということです。
>  はじめから、タミフルやイナビルなどは使っていませんでしたか?タミフルを最初
>に使うと、耐性ウイルス化したり、あるいは感染防御のための抗体ができにくくなるので、その後
>、たいへんかかりやすくなります。1冬に、3回も同じタイプのインフルエンザウイルス
>に感染した
>という症例報告や、タミフルを使った子は、翌年もかかりやすくなる、という研究があ
>ります。
⇒確かに1才半の時、新型インフルエンザに罹りタミフルを内服しました。
 それが息子の最初のインフルエンザです。以下が息子のインフルエンザの罹患歴になります。
 2010年新型インフルエンザ→タミフル内服
 2011年インフルエンザB→タミフル内服せず、カロナール坐剤投与後けいれんを起こし、入院。入院中、ダイアップ坐剤や
抗生剤の点滴を投与。タミフルも内服するよういわれる。その後回復したが、テンションが高く多動が目立ちましたが1ヵ月
 半ぐらいで落ち着きました。
 2012年インフルエンザA型→タミフル内服
 2016年インフルエンザB型→麻黄湯内服。タミフルなし。
 2017年インフルエンザA型→イナビル吸入
 ・またインフルエンザに罹った際には、タミフルやイナビル、リレンザを使用しなければ、抗体の獲得はできますでしょうか。
  もう手遅れでしょうか。
 ・またインフルエンザに罹った場合は、薬は使用せず、水分を十分にとり、そばについておくという対応でいこうかと思いますが、その他気を付ける事はありますでしょうか。

追加での質問どうぞよろしくお願い致します。

息子は水泳とサッカーをしています。外で走り回って遊ぶのが大好きです。
浜先生が仰られた、アロマテラピーやホメオパシー、お手当は確かに受動的なものです。
罹った時の事ばかり頭にあり、薬は使いたくないと思っていながら不安で、薬に代わるものを探してしまっていました。
浜先生が仰るように、かぜやインフルエンザに罹りにくり、また治りやすい体作りが大切ですよね。当たり前な事を忘れて
いた気がします。今後の生活を見直しし食事も改めていきたいと思います。


詳しい情報でよくわかります。
また、説明した趣旨を理解いただけたようで、とてもうれしいです。
以下、新たな質問にお答えします。

> ところで、「幻覚」とおっしゃっているのは、実際にはどのような症状でしょうか?
質問者:⇒幻覚というと大袈裟なのかもしれません。寝ている最中に目が覚めているが夢の中?
  というような状態です。突然泣き出して、誰かがくる〜と言ってみたり、
  内容は色々ですが怖い夢をみている事が多いように感じます。時間は30秒から1分ぐらいで
  また眠りにつくというような感じです。

浜コメント:
これは、イナビルを吸入する前ですね。一見目覚めているようで、 しかし、
起きた時には覚えていない、典型的な「夜驚症」の症状です。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/夜驚症 
 http://suimin-shougai.net/夜驚症 
などをご覧ください。成長とともに、出なくなるものです。

質問者:
・イナビル吸入後の異常行動は、ぐるぐる動きまわって、もうくる〜そこにおる〜と言ったり、
 手を拳銃のように合わせてすごい速さで上下に振ったり、iPadを手にしすごい速さで
人差し指で叩いたり、もういや〜と叫んで泣いたり、目を見開いていました。時間は
10分ぐらいでしょうか。落ち着かせたら、そのまま眠ってしまったような状態でした。
・やはりイナビルの影響ではないのでしょうか?イナビルを使わなくてもこのような
異常行動にもなり易い体質ということでしょうか?

浜コメント:
確かに、イナビル吸入前よりも、症状が強く、持続時間も長いようですので、
イナビルの影響はありうると思います。

>イナビルとその他咳・鼻の薬を処方され、当初は、イナビルの吸入はしなかった、とい
>うことですが、咳・鼻の薬は、服用されたのでしょうか? 
>それとも、それらも服用はしなかったのでしょうか?
質問者:
⇒イナビル以外は服用していません。
  処方されたのは、ムコダインDS50%、オノンDS10%、
  カロナール細粒20%でしたが、イナビル以外は全く服用していません。

浜コメント:
了解です。イナビルの影響は、ありうるようですね。

>この考えかたを元に、あなたの息子さんのことを考えますと,生まれた初めて
>かかったインフルエンザの時に、どうされたか、ということです。
>  はじめから、タミフルやイナビルなどは使っていませんでしたか?タミフルを
最初>に使うと、耐性ウイルス化したり、あるいは感染防御のための抗体ができにくくなる
ので、その後
>たいへんかかりやすくなります。1冬に、3回も同じタイプのインフルエンザウイルス
>に感染したという症例報告や、タミフルを使った子は、翌年もかかりやすくなる、
>という研究があります。

質問者:
⇒確かに1才半の時、新型インフルエンザに罹りタミフルを内服しました。
 それが息子の最初のインフルエンザです。以下が息子のインフルエンザの罹患歴になります。
 2010年新型インフルエンザ→タミフル内服

浜コメント:
2010年のインフルエンザは、AH1N1型ですので、生まれて初めてのインフルエンザで、
タミフルが使われたために、A型インフルエンザに対する抗体が中途半端にしかできず、
その後かかりやすくなっている可能性があると考えます。

質問者:
 2011年インフルエンザB→タミフル内服せず、カロナール坐剤投与後けいれんを起こし、
入院。入院中、ダイアップ坐剤や抗生剤の点滴を投与。タミフルも内服するよういわれる。
その後回復したが、テンションが高く多動が目立ちましたが1ヵ月半ぐらいで落ち着きました。
 
浜コメント:
「テンションが高く多動が目立ち」「1ヵ月半」くらい続いた、というのは、タミフルの
影響であった可能性があります。

質問者:
 2012年インフルエンザA型→タミフル内服
 2016年インフルエンザB型→麻黄湯内服。タミフルなし。
 2017年インフルエンザA型→イナビル吸入
 ・またインフルエンザに罹った際には、タミフルやイナビル、リレンザを使用しなければ、
抗体の獲得はできますでしょうか。 もう手遅れでしょうか。

浜コメント:
 生れてはじめてのインフルエンザでタミフルを使われたので、抗体の出来方が不完全であった
可能性については、とり返しようがありませんが、今後タミフルやイナビル、リレンザを使わなければ
徐々にではあるけれども、インフルエンザに対する免疫はできていくはずです。少なくとも、
使うよりは、免疫の出来方はよいはずです。

質問者:
 ・またインフルエンザに罹った場合は、薬は使用せず、水分を十分にとり、
 そばについておくという対応でいこうかと思いますが、その他気を付ける事はありますでしょうか。

浜コメント
「息子は水泳とサッカーをしています。外で走り回って遊ぶのが大好きです。」
「今後の生活を見直しし食事も改めていきたいと思います。」
とおっしゃっているので、そのことで十分です。
インフルエンザは、何も「特別な怖い病気」ではありません。自然に治るものです。
わが子のことになると、不安になるお気持ちはよくわかりますが、
「薬を使わないでも治る」ということに、自信を持ちましょう。

質問者:
浜先生が仰られた、アロマテラピーやホメオパシー、お手当は確かに受動的なものです。
罹った時の事ばかり頭にあり、薬は使いたくないと思っていながら不安で、
薬に代わるものを探してしまっていました。
浜先生が仰るように、かぜやインフルエンザに罹りにくり、また治りやすい体作りが
大切ですよね。
当たり前な事を忘れていた気がします。今後の生活を見直しし食事も改めていきたいと思います。

浜コメント:
よく理解していただき、お話した甲斐があります。 そのようにしてください。

NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック) 浜 六郎



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